久しぶりにまとまった休みが取れたのと、雪の白川郷を撮影するのに絶好の気圧配置になったので、約1年ぶりに白川郷を訪れてみることにしました。
天気図を確認して、夜中の12時頃に家を出発して朝方に目的地に着けるようにしました。途中で仮眠をとりながら車を走らせて塩尻峠を走っていると、今までの雨が急に止んで晴れてきました。きれいな朝の風景に出会いました。
松本を抜けてしばらく走っていくと、昨夜の雪の影響で路面には雪が残っていました。安房トンネルを抜けると一面の雪景色になりました。久しぶりの凍結路面に緊張しながらゆっくりと走ることにしました。
久しぶりの長距離雪道ドライブとなりました。 朝の日差しを浴びてきれいな景色でした。 |
雪道を楽しみながら100キロ以上走って、朝の9時頃に目的地の白川郷に到着しました。
さすがは豪雪地帯で、路肩には1メートル近くの雪が残っていました。白川郷を一望できる見晴台に行ったり周りを散策したり、菅沼や五箇山の合掌集落を訪ねたりして、雪の合掌集落のたたずまいを満喫しました。
白川郷の荻町付近を一望できる展望台からの眺めです。雪深い街の様子がわかると思います。 | これは白川郷から15キロくらい離れた菅沼の合掌集落です。 ここも積雪が1メートル以上残っていました。 |
お昼前には一通り合掌集落を楽しみましたが、さすがに昨夜からほとんど寝ていなかったので夕方まで睡眠をとりました。夕方に起きて食事して夜の準備の為、白川の街をぶらぶらと散歩しました。
もっとすっきりと晴れるかと思っていましたが、思いのほか天気がよくありません。それでも夕暮れの時間にお気に入りのポイントで撮影してみました。2枚ほど撮影するとなんと雲が流れてきてオリオンが隠れてしまいました。この場所をあきらめて昼間に下見した菅沼へ急遽移動。しかしここでも雲が流れてきて思ったように撮影出来ませんでした。
もう一度白川郷へ戻り、晴れるのを待っていると何とか晴れてきて撮影続行できました。しかし天気は気まぐれです。なかなか思うように撮らしてはくれませんでした。なんとか狙ったカットだけは撮影できました。
まだ残照の残る頃にカラーで撮影しました。雪深い風景なのになぜか温かみの感じられる写真になりました。 | 雲が出て諦めかけていた頃、ちょっとだけ雲がなくなりました。晴れの隙間にうまく撮れました。 |
このあと本当に諦めて帰ろうとしましたが、今度は湿度が高いなりにもきれいな星空になりました。もう1本フィルムを開けて撮影しました。それなりに満足できたので夜の1時頃に戻ることにしました。朝には天気が下り坂になるので雪になることが予想できたからです。途中で仮眠しながら朝には何とか飛騨高山まで戻る事が出来ました。
心残りがありましたが、予想通り雨が降り出したので家へと車を走らせたのでした。また、訪れたい場所でした。